インド赴任のイメージとインド人

外務省の28年度の海外在留邦人数調査によれば、最も在留邦人の多い米国で全体の32%(41万9,610人)、2位の中国で10%(13万1,161人)であり、全体の4割を占めています。それ以降はオーストラリア、英国、タイ、カナダ、ブラジルと続き、22位でインドが8,655人でした。

※海外在留邦人とは海外駐在や留学、旅行などで3か月以上その国に滞在する永住者以外の邦人を指す「長期滞在者」と、在留国により永住権を認められた日本国籍保有者を指す「永住者」を意味します。

 

日本人の数の増加に伴い、特にデリー周辺などは日本食レストランも次々とオープンし、生活のし易さはどんどん向上して行っていると思います。上司からインド出向を言い渡されても、気に病むことはありません。

インドのイメージ

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個人的に思うのですが、テレビで放送されるインドのイメージって、かなり偏ったものが多くないでしょうか。

 

・変な芸をするインド人

・道をでたらめに教えてくるインド人

・濁った河で沐浴するインド人

・仙人みたいなインド人

・変な日本語で話しかけてくるインド人

 

インドに出張にきた方が滞在中や帰国後に体調を崩されることが時々あります。

ちょっと、怖がりすぎているような気もします。

確かに不衛生なところは多々あります。インドに清潔なイメージを求めるのは少し酷な気がします。ですが、あまり気にしすぎるとそれだけで疲れます。

私が赴任中はインドのイメージ向上のため、出張者に対して、綺麗なホテル、おいしい食事、おいしいカレー、適度な観光、適度な刺激を提供するように努めていた結果、「住むのは嫌だけど、出張で行く分にはいいかな」との声をよく聞くようになり、少しインドの評価が上がったような気がします。

 

まあ、東南アジアやヨーロッパ方面への出張経験者からしたら、カレー以外については「もともと他の国より劣っていたのが、許せるレベルになってきただけでは?」と思われるだけかも。同じアジアでも「インドとタイ、どっちに出張に行きたいか」と聞かれて、「インド」と答える人はあまりいないでしょう。 

インド赴任は一般的に羨ましいとは思われないのか

 「海外出張することになったんです」

「どこに行くんですか?」

「インドです」

「大変ですねえ。……」

 

「海外出張することになったんです」

「どこに行くんですか?」

「ドイツです」

「へえ、海外じゃ大変そうだけど、ヨーロッパはいいですね。行ってみたい」

※最近はテロの影響で回答に変化が見られるかも

 

残念ですが、ご察しの通り、インドは世間一般にはあまり人気がないようです。

 

友人などに海外赴任を連絡する場合、ヨーロッパやビーチリゾートを有する東南アジア諸国なら、二言目には「行ってみたい」との声が聞こえてくることもあるでしょう。

それがあまり無さそうなのがインドです。

 

「えー、何でインドなん!?」(嫌そうな顔)

 

家族にインド赴任を伝えるとこんな反応になります。我が家もそうでした。

本当に悲しいことですが、これがカレー王国インドの現実なんです。

旅行者に近寄るような極悪詐欺師インド人はほんの一部の人だけ

 赴任中は普通に大学を出て、就職して働いているインド人と一緒に仕事をしました。彼らは皆、英語を話すので、会話で意思疎通することができます。インドのそこそこの階級の家庭では、子どもを英語で授業を行う学校へ通わせます。英語が堪能で優秀な人材はインドを離れて、海外の大学や企業に行きやすくなっているんですね。つまり、優秀な人はどんどんインド国内からいなくなっているということです。

一緒に仕事をしたインド人が優秀でなかったわけではありません。頭いいなと感じる人間はたくさんいます。

 

旅行をしていたころは、よく騙そうとしてくるインド人に出会いました。そういう奴らも頑張って知恵を使っているのですね。

声をかけられるのは、ある意味インド旅行初心者の登竜門みたいなもので、しばらく旅行していると声をかけられることも少なくなります。それだけ、最初はインド人から見たら初心者丸出しだったのでしょうね。

ただ、そういう悪いタイプのインド人は一部の人たちだけで、大半は純粋で、真面目な人たちなんです。中には自己中心的、言い訳が多い、よくサボる、どうしようもない子たちもたくさんいますけどね、あれだけの人間がいる国です。真面目で優秀な人間もたくさんいるのです。 

まとめ

 インド赴任のイメージはあまり良いものではないかもしれません。

でも、環境やインド人との付き合いも長い人生のうちの数年間だけ「おもしろい経験をしてみよう」とプラスに考えれば良いと思います。

また、そのうちインド赴任のメリットについても記事にしたいと思います。

 

 

 

 





 

 

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