海外赴任をきっかけに手に入れたANAスーパーフライヤーズカード(SFC)

家の引き出しに静かに眠らせている一枚のカード、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)は海外赴任での副産物のひとつと言えます。出張で飛行機に乗る機会の多い方やマイルを貯めるのが趣味の方、海外駐在している方は聞き覚えのあるカードだと思います。しかし、飛行機にも乗らないし、マイルも貯めていない、そんな生活をしている人であれば、このカードを知らない人は多いのではないでしょうか。実際、僕は海外赴任が決まるまでSFCの存在をまったく知りませんでした。

 

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SFCANAマイレージクラブの「ダイヤモンドサービス」メンバー、「プラチナサービス」メンバーのみが申し込みできる年会費有料のクレジットカードです。一般カードであっても通常のゴールドカードレベルの年会費が必要です。ですが、このカードを持っているだけで、生涯ANAマイレージクラブの上級会員としての資格を保有することができます。

スーパーフライヤーズカード(SFC)を持つメリット

 先ほども言ったように、何よりもまずは生涯ANAマイレージクラブの上級会員で居られる、ということでしょう。では、そもそも「ダイヤモンドサービス」メンバー、「プラチナサービス」メンバーとは具体的にどんなメリットがあるかというと以下です。

 

◆プレミアムメンバー専用サービスデスクの利用

ANAラウンジの利用※同行者1名も一緒にOK

◆エコノミーからプレミアムエコノミーにアップグレード

◆国内線座席指定の優先利用

◆予約時空席待ちの優先利用

◆国際線特典航空券の優先利用

◆優先チェックインカウンターの利用

◆手荷物を優先的に受け取れる

◆手荷物許容量の増加

◆優先搭乗

◆空港での空席待ち優先取り扱い

◆アップグレードポイント付与

◆フライトマイルボーナス

ANAマイルからANAスカイコインへの交換率UP

 

すべてを網羅していませんが、こんなサービスを受けることができます。

「ダイヤモンドサービス」メンバー、「プラチナサービス」メンバーでいられる期間は決まっていますが、SFCを持てば、年会費を払い続ける限り、会員でいることができます。

私も「プラチナ」時代に、ラウンジ利用や手荷物許容量の増加でお世話になりました。インドに赴任していると日本食などを大量に持ち込むことになるので、自然と荷物が多くなるんですよね。エコノミーでも手荷物許容量が増えるので、とても便利です。

 

正直、普段飛行機に乗らない人間からしてみたらわざわざ高い年会費を支払ってまで持っている価値があるか、と思われる方もいるかもしれませんが、長い人生、いつ何時飛行機に乗ることがあるかわかりません。会社の所属部署が変わって出張が増えるかもしれませんし、海外転勤も他人事じゃない時代です。子どもが将来海外に住み始めたら、孫に会うために現地に飛ぶことになるでしょう。そんなことを考えれば、SFCを持っていても損はないでしょう。申し込み資格を狙える機会があるなら、ちょっと頑張ってみるだけの価値はあると思います。

世の中にはSFC申し込み資格を得るために飛行機に乗りまくる”SFC修行”なる言葉があり、実際に実践している人がいるくらいです。

SFC取得するために何をすれば良いのか。

 では、いったいどうやってSFCを入手するのか。「ダイヤモンドサービス」メンバー、「プラチナサービス」メンバーにはどうやったらなれるのか。

 

飛行機に乗ることでマイルとは別にプレミアムポイント(pp)というポイントが貯まります。これは座席クラスや路線、距離で変わってくるもので、マイルと違って地上では貯めることができません。飛行機に乗らなければいけないのです。プレミアムポイントを貯めるにはANAもしくはスターアライアンス加盟航空会社の便に乗る必要があります。ANAマイレージクラブ番号を登録すれば加算されますが、原則として「ダイヤモンド」「プラチナ」の条件を満たすためには、ポイントの半分以上をANAグループ便に搭乗して貯める必要があります。

 

プレミアムポイントを規定数以上貯めることで「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」のランクに到達することができます。

 

先にも言ったように、SFCの申し込みが可能なのは「ダイヤモンド」および「プラチナ」のランクです。到達するために必要なプレミアムポイントは以下です。

 

プラチナ・・・50,000pp (うちANAグループ便で25,000pp以上)

ダイヤモンド・・・100,000pp (うちANAグループ便で50,000pp以上)

 

これではいまひとつピンと来ないかと思います。伊丹-羽田間をエコノミーで往復するとだいたい960×2ポイントです。到達するのがどのくらいか想像できるかと思います。

 

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成田-デリー間をエコノミーで往復すると5884×2ポイントです。

 

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  ちなみにプレミアムポイントは、毎年1月~12月の1年間での積算となっているため、いくら頑張って貯めても、1年以内に規定ポイントに到達できなければ、次の年にはまた0ppからのスタートになります。これが普段飛行機に乗らない人にとっての一番の難関かと思います。

 SFCは家族カードの発行で同等レベルの資格を保有できる

 SFCのもう一つのメリット、それはクレジットカードなので、家族カードの発行が可能だということです。家族カードを持った会員もANA上級会員として扱われることになるため、家族旅行には持って来いなのです。ただし、通常のクレジットカードと同じで子どもはカードを持てません。

どうやってSFCを入手するのが良いか

 この記事を読んでSFCに興味を持たれた方がいるかもしれません。

具体的にSFCを取得する方法を考えてみましょう。

 

●自己資金を使い、無垢に飛行機に乗りまくる

お金と時間に余裕がある人はこれが最も簡単で手っ取り早いです。旅行を兼ねて飛行機に乗るなら無駄と感じることもないでしょう。

●出張族になれる部署に異動願いを出す

思い切った行動ですが、自己資金を使わずにSFC取得を目指すならこの手が確実でしょうか。

●海外転勤して、出張やプライベート問わず飛行機に乗る機会を増やす

僕がSFC取得に至ったパターンです。多少自己資金も必要でしたが、会社負担の一時帰国なども利用できました。インド⇔日本、インド⇔タイの路線で60000ppくらい貯めました。

●持っている人、取得しそうな人と家族になる

家族カードを保有するということです。家族カードは本会員とほぼ同等の資格を有することができます。これをうまく利用すれば、時間もお金も浪費する必要はありません。

●ポイントサイトを利用して航空券をゲットする

マイルを貯めやすいポイントサイトとして、ハピタスが有名です。普段の買い物やクレジットカード発行などをサイト経由にすることでポイントが貯まり、「ポイント➡マイル➡ANAスカイコイン➡航空券➡お得にたくさん飛行機に乗る➡プラチナサービス到達➡SFC申込み➡取得」、というものです。ハピタスポイントはマイルに換えなくても、現金化やその他のポイントへも換えることができます。

 

少しむちゃな方法も書いてみました。

SFCを取得する方法はいろいろあるということですが、家族カードを狙う以外は飛行機に乗りまくらなければいけないことは確かです。

最後に

さて、最初に「家の引き出しに静かに眠らせている一枚のカード」と紹介を始めましたが、実は僕はSFC取得資格であるプラチナサービスに到達した翌年に日本に帰任しました。

よって、悲しいかなSFCの恩恵を一切受けていません。しばらくその流れは続きそうで、最近のインド出張はいつもキャセイパシフィック航空(CX)です。申し込み期限ぎりぎりで取得したSFCは静かに活躍の時を待っているのです。

 

 

 

 

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