海外赴任中に印鑑登録の代わりに署名証明(サイン証明)を使った話

海外赴任のタイミングで海外転出の手続きをとったため、日本には住民票が無い状態となりました。それによって、住民税の支払いがなくなるという金銭的なメリットは以前の記事に書きました。住民票を抜くと、印鑑登録も自動的に無効になってしまうので、そのままでは印鑑証明が必要となるような手続きができなくなってしまいます。

海外に住んでいて車を売却するには

インドに住み始めて半年くらいしたころに、日本に残っていた妻子の乗る車の買い換えを行うことになりました。一時帰国時に車屋を巡って、あとの手続きを妻に任せてインドに戻ってしばらくしてのこと。新しい車の購入は妻名義にするつもりだったため問題はなかったですが、これまで乗っていた車が私名義だったため、印鑑証明が必要になりました。そのとき、署名(サイン)証明の存在を知りました。赴任してなかったら、一生知らなかったでしょうね。

外務省HPの在外公館における証明のページによれば、

日本に住民登録をしていない海外に在留している方に対し,日本の印鑑証明に代わるものとして日本での手続きのために発給されるもので,申請者の署名(及び拇印)が確かに領事の面前でなされたことを証明するものです。
 証明の方法は2種類です。形式1は在外公館が発行する証明書と申請者が領事の面前で署名した私文書を綴り合わせて割り印を行うもの,形式2は申請者の署名を単独で証明するものです。どちらの証明方法にするかは提出先の意向によりますので,あらかじめ提出先にご確認ください。
 日本においては不動産登記,銀行ローン,自動車の名義変更等の諸手続き等,さまざまな理由で印鑑証明の提出が求められますが,日本での住民登録を抹消して外国にお住まいの方は,住民登録抹消と同時に印鑑登録も抹消されてしまいます。そのため法務局や銀行等では,海外に在留している日本人には印鑑証明に代わるものとして,署名証明の提出を求めています。


代理申請や郵便申請はできず、本人が公館へ出向いて申請する必要がありました。
こんな用事でもないと、大使館や総領事館みたいな場所には行くことは無いので、面倒な気はしませんでしたが。


ただ、最近になって知ったのですが、海外においても実は印鑑証明を申請できるみたいですね。申請方法の記載は無く、個別で尋ねてください、となっています。

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まとめ

インドでは銀行、住宅などの手続き書類には直筆のサインが基本です。日本のように印鑑なんて使用しません。印鑑証明が必要な手続きを日本に残していく場合はせっかくなので、サイン証明をとってみてはどうでしょう。