インド赴任なんて二度とするかボケ、でもまたしたいかも

タイトルにピンときた人はすでにインドがどんなところか本を読んで知っているでしょうか。
人気?旅行作家のさくら剛さんの「インドなんて二度と行くか!ボケ!!...でもまた行きたいかも」みたいなタイトルをつけさせていただきました。今回はインド赴任において、私個人が直面した「もういいかな、十分かな」と思うインド生活のプチエピソードです。

過酷なインド赴任

インド赴任は断ったとしてもあまり責められないのではないか。

でもイメージ先行でインド赴任を躊躇するのはやめてほしい。しっかりと情報を得たうえで判断してほしい。そして、私は今からマイナスイメージなことしか書かないので、これからインド赴任を予定している方は、「そんな小さなこといちいち気にしないよ」くらいのノリで読んでほしい。

カレー

カレーはインドの代名詞と言っても良いくらい世間一般には知られている。うまいカレーが食べられるレストランはたくさんある。

会社生活においては現地人と行動を共にする場合は食事は当然ながらカレーとなる。ベジタリアンに囲まれると最悪、肉も食べれない。会社には規模は大きくないが、社員がランチを食べるため、社員食堂が設けられていたが、食堂は1週間日替りカレーだ(聞こえは悪くないのだが)。そして、そのメニューが赴任中ずっと続いた。私はすっぱいのと豆はダメなんです。そして、あのパッサパサのお米。帰任前くらになるともう食べれなくなった(食べなくなった)。出張で行った時もあのお米はもう食べていない。

でも、久しぶりだと食堂のカレーすら「おいしいやん」と思ってしまう自分がいる。

ゴルフ三昧だが

ゴルフしかやることがないのに、キャディーさんは全員おっさんか、兄ちゃんだ。

なかには、やる気がなく、クラブやバッグを大事に扱わないような輩がいる。そういう奴ほど休憩時間にジュースを奢ってやらないと不機嫌になる、そしてチップが少ないとさらに不機嫌になる。

「日本人と見ればチップがもらえるのが当たり前だと思うなよ!オレはケチだから、そんな態度のやつにはぜったいやらん。コースの外でOBのボールを拾って、売ろうとしているガキにやるほうがマシなの!」みたいな気分になってしまう。

採寸は適当か

毎年、現地の会社で支給される制服がありました。毎年採寸されるのに、サイズがあまり合っていない。しかも、渡された数着でもそれぞれサイズのみならず、デザインも微妙に違う有り様。

もらえるものでしたが、サイズアウトして(ていうか、もともと合ってない)着なかったものは帰任前に返却しました。

似たような事例がレストランにも当てはまる。

同じものを頼んでいるのに、日によってサイズや味を変えてくる。

「この前食べたときちょっと少なかったから、今日はもう1品頼もうかな」と思っていると、急に大盛サイズが出てきたりした。油断できない。

社員旅行の思い出

なんと毎年遠足や旅行という催しがあった。それ自体は現地人との交流を深める良いイベントだと思う。

しかし、社員旅行が片道14時間のバス移動だったときは驚いた。3日間の行程で2日間が「移動」だ。しかも、冬に差し掛かる時期だったのに、山奥の避暑地だった。

夜出歩いたら確実に完全な暗闇世界。さすがに反省したようで、以後、移動に10時間超えの遠足は開催されていない模様。

高頻度で遭遇する…

TG(タイ国際航空)のエコノミークラスでは高頻度で自分勝手で周りの迷惑を考えないインド人に遭遇する。(エアインディアは今回は考えないとして…)

彼が自分の横の席だとわかったときの絶望感が半端ない。

デリー発だと最悪。バンコクまで約4時間。夜行便なので、寝るに寝られず、寝不足でバンコク入りすることになる。

対応策としては、ビジネスクラスに乗ることになる。ちょっと勿体無いが、インドで航空券を買うとビジネスクラスも日本で買うほど高くはないみたい。もちろん日本では買ったことはない。

冬の対策を

赴任前の事前訪問で、アパート探しをした。決めたのは自分だ。1人暮らしなのに、無駄に広いのも原因。

でもあの冬の寒いアパートはなんとかならんか。ていうか、インドに冬が必要なのか。

部屋が洪水になる

「すごい、なんか雨でも降ってきたかな」「それにしても、音が近いような…」と思っていると、家の中で天井から大雨が降っている。

まだ、上層に数階あるので、もちろん雨ではなく、配管からの水漏れだ。

夜中に発生したときはさすがに諦めて、発見してもそのままドアを閉めて、ベッドに戻りました。

出るまでインターホン鳴らす奴

ホテル滞在中の話。23時も過ぎて、チェックイン。部屋には水のペットボトル2本とビンビール2本が毎日付いてくるというサービス付き。しかし、ビールが無い。

そんなことはよくある話なので、気にしないが、一応フロントに指摘したら「すぐ持っていく」とのこと。しかし、24時を過ぎても来ない。

「今日はもう来ないんだろう」と思っていたら、深夜1時に近づいたころインターホンが。(また、その音が大きくてビックリするんです)。もう寝るところだったので、無視していたら、その後5分間隔くらいで、ずっとインターホンが鳴る。

ずっと無視していたら、ひたすら30分以上粘られた。何の我慢比べ大会だ。奴は上司の「ビールを持っていけ」という命令に従い、任務完了まで、夜中に客の迷惑も考えず、鳴らし続ける覚悟なのだ。客はもう寝ているかもしれない、ということは考えない。

結局私が折れて、怒りの形相でドアを開け、ビールを引ったくって、再びドアを閉めた。指摘しなければよかったと後悔した。

まとめ

なんだかんだ文句を言ってみましたが細かいことばかりでした。

中でもやはり、お金を払ってサービスを受ける立場にあるときに遭遇するトラブルには、特に腹が立つことが多かったですが、結局「インドなんだから、しょうがないか」と受け入れてしまう。

心が広いわけではなく、諦めて受け入れている。そして、嫌な思い出も後になってみれば笑い話にできる、そんな国でした。きっと「また、インドに行ってくれないか」と上司から言われれば、その場で「わかりました、大丈夫です」と答えてしまうでしょう。。。

おまけ

冒頭で紹介した旅行作家さくら剛さんについてですが、私はさくらさんが旅行作家になる前にウェブで旅行記を書いていたころからのファンです。久しぶりにさくら剛さんのネットラジオさくら通信』を聞き返していました。
下記の回では、バックパッカーとしてインドに行った人(さくら剛)と出張でインドに行った人(山本さん)が一時間くらいで、それぞれの違いについておもしろおかしくしゃべっています。かなり古いですがおすすめです。

第62回放送 「インド2」 | さくら通信


こちらはインド関係ないですが、南アフリカから北京までの笑える旅行記
初恋 〜アフリカ・中東・アジア・中国旅行記〜



広告を非表示にする