海外赴任と英語(インド編)

海外赴任に必ず付きまとうのが、言語の壁です。

私の場合、インドに赴任が決まるまでは担当業務において海外拠点とのやり取りは一切ありませんでした。つまり、仕事で外国語を使うことはまったくなかったにも関わらず、いきなり海外拠点に出向することになりました。

そして、初めてインドの拠点を訪れたのは、アパート探しを兼ねた初めての海外出張でした。

職種にもよるかとは思いますが、おそらく海外に赴任が決まる人ってそんな人が多いんではないでしょうか。
結局は言語の能力は二の次で、大事なのは仕事の内容なんです。

インド赴任は英語でOK

幸か不幸かインドにおいては、仕事をする上で相手となるインド人には英語が一般的に通じる、ということです。
ある程度裕福なインド人家庭では子どもの英語教育に力を入れているため、アパートやそこらへんのショッピングセンターで会話している親子が英語を使用しているのをよく聞きました。

テレビや新聞、標識など英語が普通に使用されています。
インドの映画館にハリウッド映画を見に行くと、ヒンディーの字幕なんてありませんでした。

そういうわけで、職場で一緒に仕事をしていた連中においてはだいたい英語とヒンディーが使えました。
ミーティングなどで始めは英語で議論していても、白熱してくるとヒンディーに変わっていって、「あれ?何か言っていることが分からなくなってきたぞ」みたいなことになることもありました。それはまあ、日本人側も同じですけどね。

上記を踏まえるとインドでは英語を日常的に学ぶ機会が得られる、ということが言えます。

ただし、発音は非常に特徴的なため、ネイティブや通訳者でも聞き取りに苦労することがあるようです。

もともと英語能力の低い私ごときでも発音の特徴的な訛りに気づくくらいですが、結局聞いて慣れるしかありません。

自身の英語遍歴は

私はそもそも中学時代の英語教師の影響で英語が嫌いになりました。先生が嫌いでした。

しかし、学生時代は旅をしたいという気持ちが英語嫌いに勝り、いわゆる「旅の英会話帳」を持ち、海外を旅していました。この時点で「これさえあればどこにでも行けるんじゃないか」と根拠の無い自信が生まれます。

実際には伝えたいことがうまく英語で言えず、困った場面は幾度か経験しましたし、当時のTOEICの点数も恥ずかしくてとても言えるものではありません。

インドの良いところは周りのインド人が私の幼児レベルの英語でもそれなりに意味を理解しようと努めてくれたことです。



先日、数年ぶりにTOEICを受験してみました。海外赴任経験者として、英語圏での生活経験者として、まあまあ採れるんじゃないの?と。

しかし、結果はやっぱり恥ずかしくてとても言えるものではありませんでした。

文法はまだしも、リスニングはもっと採れても良かったんじゃないの?
インドなまりに慣れすぎたことが敗因?と、言い訳をしてみたりもします。

TOEICで点を取るにはコツがある、など言われるもののなかなか悲しい点数でした。

まとめ

海外赴任においては言語の心配よりも「仕事の内容」と「生活環境の変化への対応力」にまず注目すべきです。
言語は現地に行けば、必要に応じて身につきます(TOEICの結果はなかったことにして)。

「仕事の内容」はそれまでの日本での仕事において培われたものであり、「生活環境の変化への対応力」はプライベートも含めた普段の生活や個人の指向や体力、気力がものを言う部分かと思います。

インドにおいては特に後者が大切で、インドが合わない人はとことん合わない。
体調を崩しやすいなどは仕方ないにしても、無いものねだりや、インドやインド人への文句を並べてみても仕方ないですよね。


以上、自分の英語力の無さを棚に上げ、海外赴任で大事なのは言語じゃないんだ、などと勝手な意見を述べてみました。
当然、職種やどんな役目で赴任しているかにもよると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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